少し前のことですが、いつものように私の友だちVoicyの話を聞いていました!笑

厳しいことをスカッと爽やかに伝えてくださる大河内薫さんが好きで、「マネリテラジオ」を聞いていました。すると、衝撃的な事実を耳にしました。これを知らなかったら、これから先の人生で「不幸」な人生を歩んでいたかもしれないと感じました。

今回は、その衝撃的な事実をみなさまとシェアさせていただきたいと思います。



あらゆる言語のベースは、ネガティブな単語で構成されている!?

日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語…世界中には、たくさんの言語があります。

どの言語も構成する単語は、ネガティブな単語の方が多いということが研究結果でわかっているそうです。しかも、その割合は、「ネガティブ7割、ポジティブ3割」だそうです。そのため、普通に生きていると、人間はネガティブなものにどんどんつられていく、ネガティブに落ち入っていくそうです。

そして、テレビなどのメディアもその特性を利用して、ネガティブな情報の割合を多く出しているそうです。実際に、ネガティブな放送の方が視聴率も高いようです。

その結果、フラットに生きていると、人間はどんどんネガティブの方に寄ってしまうということです。

言われてみれば、何となくそうなのか〜と思うのですが、よ〜く考えてみると、ほとんどのことがこの事実とつながり、衝撃的なことだと感じるようになりました。

世の中で不機嫌な方が多いな〜と感じること、心を傷めるようなネガティブな事件が多いと感じること、ふとしたときに自分の心がネガティブな状態になっていることに気づくこと、いいことはなかなか広まらないのに、悪いことやネガティブな噂はあっという間に広がること…など、ほとんどのことがこの事実で説明がついてしまうのです。

これって、本当に怖いなと感じますし、知らないと危険であり、損をしてしまうなと思うのです。



自分のことを振り返ってみると、確かにそうだな〜と感じることがあります。

私は、以前は「どうせ自分なんて…」、「自分ってこの程度だ…」という「自分を破壊することば」を使ってしまっていました。これは使おうと意識していたものではなく、はっきりした理由はなくそうしていたと気づきました。そして、このネガティブなことばを使い続けてしまったことによって、失敗しないように自分を守るため、やらない理由をつくるために、ネガティブな言葉を使ってしまい、余計にネガティブなことばを使ってしまうことを強めてしまっていたように思います。

だからといって、こんな自分であったことを、社会のせいや周りのせいにするつもりは、全くありません。

私は、この情報から自分にできることをやり続けていくだけです。私自身は、ポジティブなことばをできるだけ使うよう心がけていき、自分の心をポジティブよりに整えていくことを継続していきます。それによって、私に関わる人々に、少しでもよい影響を与えていけるのではないかと考えています。


「ネガティブなことば」をなるべく使わない!!

まずは、「自分を破壊することば」を使うのを辞めました。すると、だんだんと自分の心の在り方が変わってきました。

これがだんだんと自分の習慣として根付いてくると、テレビで耳にすることばや日常で耳にすることばで、「ネガティブなことば」がすごく耳につくようになりました。テレビは消せばいいのであまり影響を受けないのですが、生活で耳にすると、非常に嫌な感情が芽生えてきました。

特に、サッカーの試合のときに耳にすると、非常に嫌な気持ちになりました。このように私が感じるようになった頃から、自分が発することばも気になるようになっていきました。自分が「ネガティブなことば」を使ってしまっているときは、はっと気づいて、できる限り置き換えることができ始めました。

現在でも、時々、「あっ!使ってしまった…」ということもありますが、言い換えたり、置き換えたりしながら、できるだけポジティブな表現となるように心がけています。

クラブの方でも、子どもたちのことばを聞きながら、「ネガティブなことば」が発せられたときは、個別に話をして、一緒に「ポジティブなことば」に変えていこうと呼びかけるようにしています。また、なかまのミスや不足に対しても、不必要に「きついことば」をかけるのは辞めていこうと、子どもたちと時々話をしています。

そして、「ポジティブなことば」、「ナイス!○○」や「ありがとう(サンキュー)」という声を積極的になかまにかけていこうと伝え、私も率先して声をかけるようにしています。

これらの変化によって、活動中の雰囲気が非常によくなったと感じていますし、これまで以上に、挑戦する雰囲気が高まり、子どもたちのチャレンジする姿がたくさん見られるようになったと実感しています。


これを知らないと、自分に「不運」や「不幸」を招いてしまう衝撃的事実!?のまとめ

人間は、相手との会話や対話、自分との対話で、「ことば」を使います。子どもたちにおいても、遊ぶとき、会話するとき、勉強するとき、考えるとき…あらゆる場面で「ことば」を介してやりとりをします。

それだけ「ことば」は、日々の生活のあらゆる場面において、非常に重要なものなのです。

サッカーの場面で、よく耳にするのが「なにやっとるだ〜!!」、「失敗するなや!!」、「○○のせいで、うまくいかんったがな!!」という子どもたちの声です(大人でも似たような声を聞くことがあります)。
恥ずかしい話ですが、過去の私もこれに近いことやもっとひどいことを言っていました。本当に情けない限りで、取り返しもつきません。

なぜ、こんなことを言ってしまうのかというと、ここまでお伝えした「衝撃的な事実」によって、どんどんネガティブなマインドセットに寄っていくから、ネガティブな考え方になっていくからです。過去の私もそうでしたが、なぜそれに歯止めがかけられないのかというと、学びと行動が足りず、自分の失敗をそのまま受け止めながら、次につながる行動をとることができません。本当の意味で成長できていないからです。

上記のように、なぜ、攻撃的な発言をするのか?〜のせいにするような発言をするのか?というと、自分に自信がないからです。人のことを悪くいうのも同じ理由です。

そして、最もたちが悪いのが人間の脳の特徴です。脳は「主語を理解しません」。つまり、他の誰かが発言したネガティブな内容でも、それを聞けば脳は自分のことだと受け止めてしまいます。他のなかまに対して、伝えられているネガティブな発言でも、脳は自分のことだと誤解してしまいます。

そういったことに対して、「違和感」を感じる方は、おそらくポジティブの方によっておられるのだと思います。しかし、日常でネガティブに慣れてしまっている人は、もしかしたら「違和感」すら感じないかもしれません。

1万回の会話のうち9割も「自分を破壊することば」を使っている」という人々がほとんどである…という方もおられます。逆にいうと、それくらい人はネガティブによってしまっていることに対して無意識であり、気付いていないということなのかもしれません。

「何だか自分は運がないんだ…」、「なぜかわからないけど、不幸なことばかり起こってしまう…」、「気持ちがもやもやしている…」という方は、もしかしたらその原因は普段から使っている「ことば」や自分が耳にしている「ことば」に原因があるかもしれません。

「ことば」を見つめ直すことで、よりよい方向へ進んでいけるきっかけが見つかるかもしれませんね。

今回の記事が、誰かの役に立てますことを願っております。