本日、2月13日の大河内薫さんのVoicy「マネリテラジオ」を聞いていると、非常に耳の痛い話がありました。

私もブログやインスタで発信していますが、アウトプットしてネット上で発信をしている人間や、スポーツなどの指導者、学校の先生も含めて、子どもたちに何かを伝えている人間は、これを忘れてしまったら人を不幸にするということを改めてぶつけていただきました。

また、私たち人間は、そこを見失ったら、人に騙されてしまったり、自分の望むところにたどり着くことができなかったりするな〜という視点をいただきました。

今回はこの話題を記事にして、みなさまとシェアさせていただきたいと思います。


「何を言ったか?」ではなく、「何をしたか?」がその人の本性である!!

SNSやインターネット上で、誰でも手軽に発信できる時代になりました。しかし、その一方で様々な問題があります。誤った情報が流れていたり、上から目線で相手よりも優位に立とうというような発信の仕方(マウントをとる)、結果を出していないのにあたかも自分はすごいという口調など、情報を受け取る側に高い力が必要な時代になっていると感じています。

今日の大河内薫さんのお話は、そんな社会の中で、私たちが情報とうまく付き合っていくために、また私たちが発信の「魔力」に負けてしまって、大失敗をおかさないために、重要なメッセージを発信されていました。

それが、

『何を言ったか?』ではなく、『何をしたか?』がその人の本性です

ということばです。
このことばは、滋賀県にある有名なお寺に掲示されていることばだそうです。

受け取る側の立場で考えると、相手が「何を言ったか?」ということは、話半分で聞くことがポイントだそうです。それよりも、「何をしたか?」の方に意識を集中して、しっかりと見極めていくことが非常に重要になるとのことでした。

私は、A級U-12ライセンスというサッカー指導者の資格を取得してから、「何を言ったか?」を盛るようになってしまいました。子どもたちにも上から目線で接し、周りの方々にも上から目線で発言していました。

それによって、「何を言ったか?」という「自分」が、「何をしたか?」という自分の本性(本当の自分)を追い越してしまって、どんどん自分を大きく見せようとしてしまいました。これでは、自分が幸せになれないどころか、周りの人たちに大きな迷惑をかけてしまうのです。

そんな苦い経験を身を以て経験した私は、この「自分は何をしたか?」という自分の「本性」、本当の自分をそのまま出していくことの大切さを痛感しております。

自分を守るために、自分を大きく見せるために、本当は自信がないのを隠すために、人間は「何を言うか?(発信するか?)」という部分を盛って、大きく強く見せようとする人たちもいます。そんな人たちに自分自身をブラされてしまわないように、しっかりとした目を持ちたいものです。

それが意図的であれ、無意識であれ、それを受け取る側は、「何をしたか?」というその人の「本性」の部分を冷静にしっかりと見極めなければなりません。

発信する側は、「自分が何をしたか?」その本性をそのまま出すことが大切!!

これは、私自身も非常に耳の痛い話です。

他人にとってはどうでもいいプライドや見栄などによって、自分が「何を言ったか?」を大きく見せようとしてしまう…また、周りと比較をしてしまってありのままの自分をそのまま出すのが恥ずかしいと感じてしまって、「何を言ったか?」を必要以上に大きく盛ってしまう…それによって、失うものは非常に大きいです。

「背伸びをしても、簡単にバレる時代になった」、「うそが簡単に見破られる時代になった」と大河内さんをお話しされていました。

自分の人生と正面からしっかりと向き合い、自分の望むものを手に入れるためにしっかりと努力を積み重ねていく…それで得た結果を報告していくのが、発信において大切なことであると、今日の大河内さんのVoicyから学びました。その結果に大きいも小さいも関係ありません。

関係あるのは、自分の内にあるものをしっかりとことばにして、そのことばに責任をもって発信していくことです。自分が体現していることをそのまま報告していくことだそうです。

それには、やはり「自分が何を目指しているのか?」という目的が大切だと感じています。

私が今年度から始めたきんすく(キッズスクール)は、運動が好きだ!サッカーが好きだ!と感じてくれる子どもを1人ずつ増やしていくことです。

4月のスタート時点では、3人でスタートしました。それが少しなかまが増えて6人になりました。そのうち、1人がか〜すくの方に移りましたので、5人に減りましたが、体験のご希望をされている方が1人おられ、また6名での活動になるかもしれません。

他のキッズスクールや習い事と比べて、おそらく人数は少ないと思います。しかし、それが恥ずかしいと感じたことはありません。なぜならば、私の目的は、運動が好きだ!サッカーが好きだ!という子どもたちを1人ずつ増やしていくことです。時間はかかっていますが、着実に1人ずつ増えています。

少ないな〜、もっと増えないかな〜と感じるどころか、この人数で活動すると、こんなにも成長のスピードが早まるんだと子どもたちから教えてもらい、新たな気づきや今後に生かせる気づきをもらっています。

私と一緒に活動しているこの6名、5名は、確実に運動を楽しみ、サッカーを楽しんでいます。毎回のきんすくをすごく楽しみにしてくれているようです。他のスクールも同じように、時間はかかっていますが着実になかまが増えています。


その人が実際に「何をしているか」という行動がすべてである!!のまとめ

こうして発信する側が、自分が「何をやっているか?」を誇張することなく、そのまま伝えることによって、信頼度は上がっていくと感じています。

しかしながら、ありのままを発信するには「自己開示」を躊躇なくしなければなりませんので、できないケースが多いのではないかと思います。

情報を発信する側は、相手を騙さないように…情報を受け取る側は、誇張した情報を発信する相手に騙されないように…そんな「当たり前」のことすら、確立できていない世の中に怖さを感じています。

こういった状況下で、いくら私なんかが発信したところで、世の中を変えていけるはずはありません。せめて情報発信をしている私自身が、自分は発信する内容に関して、自分が「何を言ったか?」ではなく、「何をしたか?」にしっかりと責任を持って、行動していけるようにと強く感じております。

情報を受け取る側のみなさまも、誇張された情報に踊らされることなく、しっかりと地に足をついた視点をもっていただくことを心より願っております。

私自身は、情報発信は私たちのことを知っていただくためであり、何よりも重要なことは、プエデで活動してくれている子どもたちが充実した活動を行うことです。そして、それを見守る保護者の方がも充実感や幸福感を感じていただけるように取り組みを積み重ねていくことです。

そのためにも、自分の外側よりも内側を充実させていけるよう、これからも自分にできることを地道にやっていきたいです。

この記事が、誰かの役に立ちますように願っております。