先日、知り合いから「自分の知り合いが、プエデって〜なの?」と聞いてこられました。それはどちらかというと、ネガティブな情報でした。具体的な内容は、個人が特定される恐れがあるので、控えさせていただきます。
これを聞いて、「それがどうしたの?」と思うだけで、それ以上何も感じることはありませんでした。なぜならば、それは全くの間違った情報だったからです。
以前の私であれば、「何でそんな評判が立ってしまうのだろうか?」とか、「誰がそんなありもしないことを言うのだろうか?」とか、と、心がざわざわしたり、不安を感じたりしていました。
しかし、そんな「自分」はもういませんでした。
今回は、ここから考えたことをみなさまとシェアさせていただきたいと思います。
結論は、「うわさ話」に流されると、「他人の人生」を生きることになりませんか?
今回の私に伝えてくださった知人は、プエデに入会されておられない方からの話を聞いて、話してくださったようでした。
いわゆる「うわさ話」です。
プエデ会員の方からのお話であれば、確かな情報なのでしょうが、うわさ話であるならば、誤りであることが多いと思うのです。そもそも、うわさ話は、誰かの解釈が入っているものです。自分が勝手に思ったことをくっつけたり、勘違いをしている情報を入れてしまったりと、2次的な情報、3次的な情報となればなるほど、その傾向は強まるかもしれません。
つまり、正しい情報だとは限らないのです。それにも関わらず、以前の私はなぜ「うわさ話」を気にしていたのか?
それは、人にどう思われているのか?をとても気にしていたからです。いいうわさが広がらないと、クラブのなかまが増えないと思い込んでいたからです。しかし、うわさが広まるのは、いいうわさではなく、「悪いうわさ」です。
メディア戦略の影響で、人間はネガティブな情報を受け取りやすくコントロールされてしまっているという背景もあります。
以前の私のように、そもそも正確な情報ではない「うわさ」を気にしてしまったり、「うわさ」に行動をコントロールされてしまうとどういうことになるのか?
それは、「自分の人生」からはどんどん遠のいていき、「他人の人生」をひたすら生きることになってしまうということです。だから、以前の私は「他人の目」ばかりを気にしてしまって、自分はやりたいのにやれない選択、失敗しないように何もしない選択ばかりしてしまう…その繰り返しで、すごく生きづらい人生を生きていました。
なかなか周りにも相談することができず、すごく苦しい日々を過ごしていました。だからこそ、私と同じように苦しむ方が減るようにと願って、今回の記事をシェアさせていただこうと思ったのです。
「他人の人生」を生きるのではなく、「自分の人生」を生きるにはどうしたらいいのか?
では、「自分の人生」を生きていくためには、どう行動したらいいのでしょうか?
まずは、「自己効力感」を感じること、そして少しずつ高めていくことです。
大人になると、人に褒められたり、認めてもらったりする機会がなくなります。でも、他人に褒めてもらわなくても、他人に認めてもらえなくても、いつでも自分を味方してくれる存在がいます。
それは、自分自身です。
自分だけは、自分を認めてあげてほしいのです。詳しくは、「自分を整える」ことをヒントにしていただけるとよいと思います。
その上で、重要なことは、自分で自分自身の行動を選択していくことです。こういうと、何だかとても大変なことをやらないといけないと感じられるかもしれません。しかし、そんなことはありません。小さな選択で大丈夫です。
「どの服を食べるか?」、「どの道を通るか?」、「何を食べるか?」など、このような小さな選択を自分自身の意志で決めて行動していくことです。
友人から「このお店では、日替わりパスタがおすすめだよ〜」と言われたとき、心からそう思うのであれば、日替わりパスタを選択すればよいと思います。しかし、本当は違うメニューを選択したいと思っていたときに友人のおすすめに合わせる選択をし続けていってしまうと、だんだんと他人に合わせる癖がついていきます。
他人の「うわさ話」を意識的に信じる選択をし続けた場合はよいと思います。しかし、無意識的に信じる選択をし続けている場合、おそらくすでに「他人の選択」で行動する習慣、つまりは、「他人の人生」を生きるようになってしまっていると思います。
今の自分は、これまでの「自分の選択」の積み重ねの結果です。
そういった意味で、過去の私は、うわさや評判を気にしてしまい、「他人の目」ばかり気にしてしまって、「他人の人生」を生きていたから、生きづらかったのだと気づきました。
そもそも、うわさ話は、事実に対して他人の解釈が複雑に絡み合ったものであり、根拠のない情報であったり、正確な情報でなかったりします。それを気にして生きるほど、自分自身を大切にしていない、自分の時間を大切にしていない行動はありませんよね?
「他人の人生」に足を踏み入れていることに、自分で気づくことができますか?のまとめ
この気づきから、改めて感じたことは、「他人の目」を気にすることや「うわさ話」を気にすることよりも、もっともっと大切なことがあるということです。
それは、今、自分の目の前にあるもの、人、時間を大切にすることです。
私の場合は、目の前にいる子どもたちに全力で関わることです。今、目の前にいる子どもたちに必要なことを見極めて、全力で関わることに集中することです。そして、それを支えてくださる保護者のみなさまに、子どもたちの成長を楽しみにしていただけるよう、私にできることを丁寧に1つ1つ取り組んでいくことです。
これからも、クラブに関わる子どもたち、保護者のみなさまのために、役に立つことに集中していきたいと思います。
「他人の目」や「うわさ話」に気を取られている暇があるくらいなら、クラブに関わる子どもたちや保護者のみなさまのために「もっとできることはないか?」ということに時間を使いたいです。
他人の評価を気にしすぎると、「自己否定」につながり、行動が止まってしまいます。周りに目を向けることは、自分を客観的にとらえるための視点として必要なくらいに止め、自分で選択して行動する積み重ねが止まることがないようにしていきたいです。
もしも、「他人の選択」や「他人の人生」に足を踏み入れそうになっていたとしても、それに自分で気づき、行動を修正できるようになりたいです。そのために、自分で選択することを継続していきたいと思います。
この記事が、あなたの役に立てますこと、あなたの心が少しでも軽くなったり、元気ややる気をお渡しできたりしますことを願っております。