最近、私の「アンテナ」の感度が高まってきている、日常の目の前を見る「解像度」が上がってきている、と感じることがあります。
そんな私ですが、今日2023年1月24日の大河内薫さんのVoicy「大河内薫マネリテラジオ」という番組を聞きました。大河内さんは、税理士の仕事をしながら、お金の教育を広めていきたいと発信の仕事もされておられる方です。
お話がおもしろいのと、お話がすっと染み込んでくるような話し方に憧れて聞き続けています。個人的には、番組の最後の「決め台詞」…「今日も聞いてくれたあなたに、幸あれ!!」が素敵だな〜と感じています。
そんなこんなで、今日も聞いていると、今の私に対する戒めのようなメッセージを受け取りました!(汗)放送のテーマは、「『躊躇』が成長を鈍化させる」でした。聞いてみたいという方はぜひ聞いてみてください!!
今回は、その内容をみなさまとシェアすることによって、私自身への戒め、記憶を残したいと思います。
「子ども」が「大人」よりもはやく成長していく理由がわかりますか?
結論は、子どもは「できない」をそのまま「躊躇」することなく、発表・発信してしまうからです。「できる」を発表するより、「とりあえずやってみる」が先行しているからです。
逆にいうと、大人は「へたくそ」と言われたくない、「私はこれくらいできますよ!」と言いたい、「さすが!!」って思われたいから、「躊躇」をしてしまいます。周りを気にし過ぎてしまうのです。しかし、自分が思っている以上に、周りの人は自分のことを見ていない、周りはそんなに期待していないにも関わらず…。
だからこそ、あれこれ考えず、「さっとやる」方が成長がはやいのです。
子どもも年齢が上がれば上がるほど、「躊躇」してしまいます。それは、だんだん周りが気になるようになってくるからです。ある意味、それは成長している証なのですが、できる限り早く「躊躇」せず、「まずやってみる」マインドを復活させた方が、成長がはやまります。
これを聞いて、私も思い当たることが山積みでしたので、本当に耳が痛い話でした!!しかし、これさえ、変えることができれば、成長できるということなので、何とかしたいなという気持ちも同時にわいてきました。
頭ではわかっていても、「かっこつけて」しまいますよね?
私は、A級U-12ライセンスを取得してから、人前で失敗できなくなりました。それは、こんな上級ライセンスを持っているのだから、「思った通りに指導できて当たり前」、「目の前の子どもたちを画期的に変えることができて当たり前」と周りから思われていると勘違いしていました。
しかし、私が思っている以上に周りの人たちはそんなこと思っていないのです。というよりも、そんなことを気にしても仕方がないのです。自分がコントロールできないことを気にしてしまうほど、無駄なことはないかもしれません。
そして、私と接する子どもたちは、そんなことはどうでもよくて、ただただサッカーを楽しみたい、サッカーがうまくなりたいという気持ちで取り組んでいるのです。
しかしながら、過剰に周りの評価を気にしている私は、「うまく指導しないといけない」という勝手な思いから、挑戦ができなくなってしまい、自分の「できる」ことばかりやり、「できない」に挑戦することがなくなってしまいました。そうすると、成長なんて程遠くなり、退化しかありませんよね?
すごく苦しい時期が続きましたが、今思えば、こんな情けない状況から、子どもたちの成長、自分の成長にために、挑戦し続けるマインドに変わってからは、周りの目を過剰に気にすることがなくなり、「躊躇」することもなくなっていきました。
それ以上に、自分ができないことや足りないことは成長のチャンスだと感じることができ、私が成長すれば子どもたちも成長できると感じますので、とてもやりがいを感じることができるようになっていきました。
子どもたちの役に立ちたいという気持ちは、今の私をしっかりと、どっしりと支えてくれています!
「大人」になって、「歳」を重ねて、忘れかけている大切なことを一緒に思い出しませんか?のまとめ
ある方が言っておられましたが、
最強のマインドは、「模索を楽しむことができる」ようにセットすることだということを聞きました。
まさに、これだな!!と感じています。
しかし、このマインドの根底にあるのは、「恥をかいてでも」得たいものがあったり、「失敗をさらけ出しながら」学んだりと、痛みを伴うからこそ、得られるというものです。
筋肉をつけてとき、トレーニングをすると必ずと言っていいほど「筋肉通」になりますよね?この「筋肉痛」が成長前の痛みに当たるのではないでしょうか?
そう考えると、今まで以上に挑戦に向かう気持ちが高まってきませんか?
ぜひ、自分の成長のために、「躊躇」をなくして挑戦していけるような自分になっていく方々が増えるといいなと思います。私も、そんなチャレンジャーであり続けたいと考えております。
この記事が、誰かの役に立てますよう、願っております。