4月になり、新学期を迎え、「新たなスタート」切ったという方々が多いのではないでしょうか?
私自身も、更新が滞っていたこのブログを4月に入り、コツコツと更新しようと心に決めて、「新たなスタート」を切りましたが、4月7日更新で、また10日ほど間が空いてしまいました(汗)。
4月も半分以上過ぎましたが、みなさまの中にも「新たなスタート」をきっかけにして、「やる!」と心に決めたことが、もう続いていないという方もおられるのではないでしょうか?
私もその1人です(汗)。
今回は、「始めることよりも難しいこと」というテーマで考えてみたいと思います。
結論、始めることよりも難しいことは、「続ける」こと
始めることよりも難しいことは、「続ける」ことです。
何か新しいことを始める際にも、それなりのエネルギーが必要です。このクラブの公式HP作成の際、このブログを始める際、クラブ公式インスタグラムを始める際、など、始める際にもそれなりに情報を集め、自分の目的を深く掘り起こした上で、進めていきました。
それなりのエネルギーが必要でした。
しかしながら、始めることよりも、「続ける」ことの方が圧倒的に大変だということを痛感しています。
その1つがこのブログです。
私はあまりアウトプットが得意ではありません。ましてや、こうして長めの文章で自分の考えをわかりやすくお伝えすることはとても苦手です。
そう苦手だったのですが、
2022年5月11日、このブログをスタートさせた際に書いた「私がみなさまのお役に立てることはありませんか?」の記事で、私は次のように書き残しています。
私にできることは限られていると思います。私の身の丈にあったことしかできません。
このブログを書くという活動を通じて、少しずつ自分も一緒に成長していき、いつの日か自分にしかできないことができることを目標に、コツコツと続けていきたいと思います。プエデに関わってくださるみなさま、私に関わってくださるみなさまの役に少しでも立てることを願っております。また、どこかの誰かのために役立てるとうれしく思います。
この思いは今も変わることはありません。
間は空いてしまったこともありますが、広い目で見れば、ここまで続けることができており、有言実行できていると、多少は言えると思います(汗)。
完璧にはできていない…「間が空いてしまっての更新があることも、自分らしいな!」と自分を許しながら、そこも「伸びしろ」だと考えたいです。
こうして、苦手なこと、できていないことに対して、私自身も立ち向かいながら「自分」を変えようと行動している姿を子どもたちにも見られていると思いながら、少しずつでも変えていきたいと思います。そして、実際に私が変わっていくことができれば、それは子どもたちにも勇気とやる気を与え、さらには説得力が伝わると思うのです。
なぜ、「続ける」ことが難しいのでしょうか?
では、いったい、なぜ、「続ける」ことが難しいのでしょうか?
私の場合、このブログを「続ける」のが難しい理由は、書き切るのに非常に時間がかかってしまうからだと考えております。短くて90分くらい、大半は120分から150分くらいかかってしまっています。120〜150分を1日の中でまとめて時間を取ろうとすると、なかなかうまくいっていない現実があります。
ですから、今の私の課題は、何とかこのブログを書き上げる時間をまずは60分から90分以下に縮めていくことです。そして、段階的に縮めていき、最終的には60分以内でやり切れる力がつけば、「続ける」ハードルもおのずと下がると考えています。
じゃあ、そのためにどうすればいいのかというと、これは書き続けるしかないと考えています。
私が考えたこの課題をクリアしたとしても、また新たな問題が発生するかもしれません。ブログを書くよりも緊急にやらなければならないことができたり、パソコンの故障で書くことすらままならない状況が生まれてしまったり、問題やトラブルが私の行く手を阻むかもしれません。
あるとき、星渉さんがVoicy「ジブン進化論」の中で、このようなトラブルや問題、課題のことを「門番」と表現しておられました。
「始めた後に待っているのは、1つだけ…途中、途中で、『門番』が現れて続けることを阻んでくる」
これは全員同じことだそうです。自分が望む「結果」を出す人は、これを理解しているので、「門番」がやってきたら、「はい、門番がきたよ〜、やってやるよ〜!」という心の準備ができているそうです。
つまり、「成果」=「結果」ではないのです。「成果」とは、「続ける」ことなのです。
やり続けることによって、自分が望む「結果」にだんだんと近づいていく…一方、途中で投げ出してしまうことで、「結果」までたどり着けないのです。
始めることよりも難しいことのまとめ
今回は、私のブログの話を切り口にして、「門番」について考えてきました。この「門番」は、他にもいろいろな場面で現れてきました。何かつらいことがあったとき、「もうやめてしまおうか…」と思ったり、なかなかうまくいかないときや苦手なことに出会ったときに、逃げ出してしまったりと、いろいろと形を変えて、私の前に現れ続けてきました。
1度逃げ出すのはありだと思いますが、逃げても結局その「門番」を突破して、課題をクリアしないと次に進むことはできません。
数年前からなかなかクラブの会員を増やすことができず、どんどん会員数が減っていく中で、まさにこの「門番」に行く手を阻まれました。ごまかそうとしても、結局この「門番」をクリアしない限り、自分の望む「結果」に近づけない…それに気づき、人の助けを借りて、今があります。
2022年4月には2名しかいなかったスクールのなかまも、2023年4月現在は延べ20名になりました。そして、この4月も体験を希望して参加してくれるなかまが少しずつ増えております。
これは私自身が「門番」を1つクリアできたこと、そしてたくさんの方々がクラブを支えてくださっているおかげが重なった結果だと感じています。他の人や他チームにとっては、大したことないかもしれませんが、私の身の丈にあった素晴らしい「成果」だと感じております。
これからも、私たちを支えてくださる方々とのご縁や支えに心から感謝をしながら、私の目の前の現れてくる「門番」をクリアしながら、自分が目指す「結果」に近づいていきたいと思います。
その際に大切にしたいのは、やはり、「続ける」という「成果」です。
うちのクラブは、この4月で23年目を迎えました。
うちのクラブの子どもたちにも、ぜひこの「続ける」ことの大切さを伝えていきたいと日々活動しております。この「続ける」ことは、私が最も自分自身で体現できることだからです。また、サッカーを越えて、社会に出たときに、「続けた」経験や「続ける」力を持っていることは、必ず自分を幸せな方向へ導いてくれると確信しています。
これからも、私の目の前に現れる「門番」をクリアすることを楽しみながら、私自身も「続ける」経験と「続ける」力を地道にコツコツと高め続けていきたいと思います。
この記事が、誰かの役に立ち、誰かの勇気や希望になりますようにと、心から願っております。