卒業生の声を投稿していただきました。
すでに、プエデ公式HP上に4名の卒業生の声を掲載させていただいておりましたが、さらに数名に卒業生の声の投稿をいただきました。
不定期になりますが、少しずつ詳細していきながらHP上にアップしていきたいと思います。
第1弾は、プエデを結成し、活動をスタートした当時のメンバーのHくんです!!
2002年日韓W杯が開催された年に、プエデを結成して活動をスタートしました。Hくんはその結成当時からのメンバーです。当時は鳥取県内にもクラブチームはわずか2チームしかありませんでした。
その中で、クラブチームでサッカーをしていくということに対して、並々ならぬ覚悟が必要だったと思います。また、プエデでは結成して1年間は公式戦には一切出場しないということを決めていましたので、さらに強い覚悟、強い気持ちが必要だったのではないかと当時を思い出します。
サッカーがうまくなりたいと非常に強い気持ちをもったメンバーが集まってくれたなかまの中でも、Hくんのチームを救う「献身的なプレー」や「粘り強さ」は今でもはっきりと覚えています。そんなHくんの「やる気」あふれる取り組みの姿勢は、チームに大きな影響を与え、チーム全体が「さぼれない」という雰囲気になっていました。
「プエデは、本当に最後までがんばるよね?」、「プエデの子どもたちは最後のところまできっちりやり切るね!」と声をかけてもらうことがありますが、その原点はHくんをはじめ、プエデ初代のOBたちの努力や取り組みの賜物だと思っています。
私も彼らから非常に多くのものを学び、多くのものを授けてもらいました。Hくんは「プエデイズム」と表現してくれていますが、クラブとして大切な伝統を絶やすことがないよう、地道に取り組んでいきたいと思います。
そんなHくんの卒業生の声をぜひご覧ください!!
Hくん(プエデJRY第2期生、現社会人)
私は、プエデで過ごした3年間で「サッカー選手」として、「人」として成長し、人生が大きく変わったように思います。
自分に自信がなく、サッカーも下手で、コミュニケーションも苦手だった中学1年生の頃は、周りについていくことに精一杯でした。しかし、次のことについて自分なりに考え、実行していくことで少しずつ変化が現れました。
①やればできる
熱心に細部までこだわって指導してくださるスタッフのもと、トレーニングでは、プレーの質を向上させること、サッカーの原理原則や個人戦術の理解を深めることができます。「うまくなりたい」という気持ちを「表現する」ことで「できない」が「できる」に変わる・・・そういう経験ができました。
②自分のことは自分でやる+アルファ
サッカーはチームスポーツであり、選手にはそれぞれの役割があります。試合に出る以上その役割を果たそうと努力していました。しかし、思うようにプレーができない時期に「周りを見る」ということを意識して取り組んだ結果、たくさんの「気付き」を得ることができました。
それが、仲間のサポートをするためにコミュニケーションがとれたり、自分を客観視することで自己分析ができたりとプレーにプラスの影響を与えてくれました。
これらはサッカーに限ったことでは無く、日常生活を送る上での「考え方のベース」となり、高校、大学、社会人でも「人」として成長する一助になりました。
私はプエデで過ごした3年間がきっかけで、将来は「サッカーに関わる仕事」に就きたいと考えるようになりました。そして現在は、サッカーの指導・審判に携わることで夢を実現させています。指導者、審判員としてまだまだ未熟ですが、30代になった今でもプエデ出身ということに誇りを持ち、プエデイズムを大切にしています。