みなさんは、何かの出来事からすごく不安になってしまったり、誰かに言われたことからすごくイライラしたりしたことはありませんか?
ネガティブな感情にさようなら!!
私は半年前まで、家庭でのイライラが度々ありました。妻に言われたことにイラッとしてしまったり、子どもが思うように動いてくれなくてイラッとしたりしていました。でも、その後に「またイライラしてしまった…」と反省し、落ち込んでしまっていました。本当はイライラしたくないのに、いらいらしてしまう…何とかならないかな〜?と悩んでいました。
初めは「アンガーマネージメント」を学び、実践していました。ある程度の効果は得られたのですが、自分を落ち着かせるのに時間がかかってしまうので、次の行動をとるのが遅れてしまい、困っていました。
「何とか根本的に変われる方法はないものか?」という思いを持ちながら過ごしていたところ、やっと自分が求めていたものに出会うことができました。
それには、自分を整えること
私がようやく出会えたもの…それは、自分を整えるということです。私がなぜ、イライラしてしまっていたのか?それは、自分が整っていないからということがわかったのです。
自分を整えるとは?
自分を整える方法は3つあるそうです。
【1】自分にOKを出すこと
【2】自分を破壊することばをなくすこと
【3】周りから掛けられる褒めことばを受け取ること
の3つです。
自分を整える【1】自分にOKを出す!
「自分にOKを出す」というのは、自分を認めることです。
「今日もいつも通り洗濯も洗い物もしっかりこなした私はすごいぞ!」、「とても忙しい中、子どもの音読を聞いた私は何てすごいんだ!」、「子どものことでイライラしたけど、我慢できた自分はすごいぜ!」など、自分がした行動にOKを出して、褒めるのです。これを「自分褒め」という方もおられました。
この「自分にOKを出す」ことを、できれば声に出してやる、ガッツポーズをしてやると効果的だそうです。私は誰もいないところで声を出してやることで精一杯でした(笑)。もしよろしければ、紙に10個書き出してみてください。声を出す、ガッツポーズをする場合は、くれぐれも誰にも見られないようにお気をつけください(笑)。
大人になると、褒められることが減っていく
当たり前のことかもしれませんが、大人になると他人に褒められることはかなり少なくなります。家庭生活でも、洗濯をしたり、ご飯を作ったり、風呂掃除をしたり、家族のために行動しても褒められる、認められることはほぼありません。それは、みんなが当たり前だと思っているから…つまり、褒められるハードルが無意識のうちにどんどん上がっているのではないでしょうか?
この「自分にOKを出す」際のポイントは、褒めるハードルをできるだけ下げることです。初めは、恥ずかしくて「こんなことで自分にOKを出してもいいのか?」と疑っていました。でも、2日、3日、5日と続けていくうちに、いつもよりも自分がどっしりと構えることができていると気がつきました。これを続けていくと、自己肯定感が高まるというのがメカニズムですが、私は自己肯定感が整ったという感覚でした。人生いろいろありますが、自分だけはいつでも自分の味方でもいいかもしれません。
自分を整える①のまとめ
自分を整えることは、すべてにつながっていきます。子どもとの関わり、スポーツの指導、なかまとのコミュニケーションなど、すべてに影響していきます。自分を整えるワークを積み重ねてきた結果、イライラすることが格段に減りました。それどころか、心の余裕が生まれてきたように感じています。自分を整えるために、「自分にOKを出す」という方法を紹介しました。
次回は、自分を整える【2】自分を破壊することばをなくす、ということについて、みなさまにお伝えしたいと思います。
この記事がどこかで誰かのために役立ちますよう、願っております。