魔法のことば①としましたが、次に魔法のことば②を出す予定もあまり考えずにこうしてしまいました(汗)。「まあ、いっか〜」ということで、今回は魔法のことば①について、書きたいと思います。
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魔法のことば、それは「ありがとう」
魔法のことば。それは、「ありがとう!」です。
「何だ!そんなことか〜!!」という声が聞こえてきそうですが、実際にやってみるとなかなかできないんです(汗)。子どもがしてくれたこと、妻がしてくれたことに、いざ「ありがとう!」と言おうとすると、何か恥ずかしくなってしまって素直に言えません。みなさんは、普段この「ありがとう!」を1日にどれくらい伝えておられますか?
1日30回「ありがとう」と言えますか?
私がとある研修を受けたときのことです。
子どもの教育についての研修でした。その中で、ある課題が出ました。それは、「今日1日30回ありがとうと言ってください!」というものでした。
「そんなの簡単でしょ〜」と思い、すぐに挑戦してみました。しかし、いざやってみるとなかなかできないんです。まず、恥ずかしくて素直に言えない…それで、伝えるタイミングが過ぎて行ってしまい、言えずじまいになってしまいました。
もう1つ…そんな簡単に「ありがとう!」をいう場面が見つからないのです。結局、その日は10回くらいで終わってしまったと思います。
「ありがとう」から気づいたこと
その経験から、自分がいかに「ありがとう」を言っていないかということがよくわかりました。
いつも一緒にいる家族に対して、こんなにも「ありがとう」を伝えられていないなんて…非常に驚きました。その一方で、この状況をかえることができると、いろいろなことを変えていけそうな気持ちになりました。
「ありがとう」は、相手も自分も大切にできる!
「ありがとう」がなぜ大切なのか?
それには科学的な根拠がしっかりあります。
相手がしてくれたことに対して「ありがとう!」と伝えると、まず相手はうれしいと感じ、相手の幸福度が上がると思います。それだけでなく、相手に「あなたがしてくれたことをちゃんと感じていますよ」というメッセージを相手に伝えることによって、「私はあなたのことを大切に思っていますよ」ということが伝わります。それが、相手の自己重要感、自己肯定感を高めることにつながります。
そして、ここからがさらに重要なのですが、人間の脳は主語を理解できないということが脳科学の研究でわかっているそうです。つまり、私が相手に「ありがとう!」と伝えることによって、相手に伝えているのはもちろんのこと、自分にも「ありがとう!」と伝えていることになるのです。
両者にとって、プラスになるのです!!これを初めて聞いたとき、私はとてもインパクトを受け、すぐにでも自分も習慣にしようと決めました。
今の私の「ありがとう」
今の私ですが、家でも、サッカーの場面でも、子どもたちが誰かのためにやってくれたことに対して、しっかり「ありがとう!」と伝えるようにしています。
それによって、子どもたちの動きも軽やかになってきたように感じています。そして、何よりも自分の気持ちがすごくすっきりとしまし、自分も誰かのために行動したいなという気持ちが高まっていくのを感じます。
本当は、もっと笑顔で素敵な声で「ありがとう!」と言えればいいのですが、それは恥ずかしさが邪魔をしてできていません(笑)。
魔法のことばのまとめ
今回は、魔法のことば「ありがとう」についてお伝えしました。
小さな子どもから大人までみんなが身近に感じる「ありがとう」ということばですが、こんな深みのあることばだったとは、知りませんでした。家庭でも、サッカーの場でも、大切にしています。
特にサッカーの場では、小学生や中学生の子どもたちに、なかまがしてくれたことやなかまのプレーに対して、「サンキュー(ありがとう)!」や「ナイス!」を積極的に伝えていこうと確認をしました。この「サンキュー」や「ナイス」がたくさん聞こえる時は、チームの雰囲気もとてもよくなり、いいプレーが見られたり、なかまの頑張りが見られたり…やはり、素敵な「魔法」を見せてくれているな〜と感じています。
みなさまもぜひ「ありがとう」について考え、大切にしてみてください。
この記事がどこかで誰かのために役立つことを願っております。
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