体が硬いからストレッチをした方がいい、
これをやり続ければきっと成長できる、
など、行動することによって、それを習慣にすることによって、なりたい自分や手に入れたいものに近づくことができます。
これは、誰もがわかっていることだと思います。しかし、なかなかできませんよね?
私も以前はある行動を習慣にすることがとても苦手でした。しかし、いろいろと取り組んだり、学んだりしていくうちに、習慣化のコツがわかってきました。
今回は、ちょっとした習慣化のコツをみなさまとシェアさせていただきたいと思います。
なぜ、なかなか習慣にできないのか?
人間は行動することでしか、行動を習慣化することでしか変わることができないということは、誰もがわかっていることだと思います。
でも、わかっていてもなかなかできません。なぜでしょうか?
それは、多くの人が自分の意志の強さで何とかしようとしているからです。自分の気合いや意気込みで何とかしようと考えてしまっているからです。
私も同じでした。続けることができないのは、自分の意志が弱いからだ、自分の意気込みが足りないからだと本気で思っていました。数日間、数週間なら気合で何とかなっていましたが、1年間、数年間となると、それも難しいことを痛感しました(汗)。
そもそも人間はそんなに意志の強くはない…この事実を知ってからは習慣づくりが比較的しやすくなりました。
習慣にするには、いかに「ハードル」を下げるかがポイント!
人間は、そもそも続ける意志は強くない…これはどういう意味でしょうか?
その秘密は脳にあるそうです。
人間の脳は、変化を好まない性質があります。脳の最大の目的は、「死なないこと」だそうです。「死なない」ためには、変化をしないこと…つまりは、今現在、生きるということには何も不自由なことはないから、今の状況を変える必要はないのです。だから、脳は変化を好まないのです。
脳が変化をしたがらないのであれば、どうすればいいのか?
それは、行動の「ハードル」をものすごく下げることです。「え!?そんなこと??」と感じるくらい「ハードル」を下げれば、その行動を脳は変化とは感じない…つまりは、行動ができるということです。
例えば、毎日3キロランニングすると決めていたとします。
あるとき、拒否反応が表れます。そこを気合で乗り切るのではなく、「ハードル」を下げて実行するのです。その日は、1分間走ってみるとか…。
すると、1分くらいならと感じるのではないでしょうか?1分走っている間に、せっかく走り始めたからもう1分走ろうか?やっぱり、1キロは走ろうか?…となれば、しめたものです。
それでも拒否反応を感じたら、1分でやめるのもありです。
とにかく、ゼロ(やらない)の日をつくらないことがポイントになります。こうして、続けていくとだんだんと続けないことが気持ち悪くなってきます。そうなるまで、続けることができるかどうかが勝負の分かれ目になります。
習慣になるのは、21日が目安!!
抵抗感をうまくかわしながら続けていき、ゼロをつくらない…21日間続けることが習慣化の目安だそうです。21日間続けることができれば、ほぼほぼ習慣になります。
私は、もっと「ハードル」を下げて習慣化に近づけます。
ゼロの日も許しています。しかし、「3日間連続ゼロはつくらない」というマイルールをつくって実践しています。甘い!!と思われるかもしれませんが、これくらい「ハードル」を下げて行うと、ほぼ習慣化できますよ!
もし、うまくいかないという方は、試してみてください!!
1番大切なことは、実践すること!!のまとめ
行動しなければ何も変わらないということは、誰もがわかっていることですが、なかなかできません。
それは、習慣のメカニズムを知らないからが大きいと思います。
「ハードル」を下げること以外にも、自分を整えるで紹介させていただきました、自分を整える「自分にOKを出す」という方法も有効だと思います。
今回は、習慣をつくることという視点で紹介しました。習慣をつくるというのは、私は比較的できると感じています、これとは逆に、習慣をやめるというのは、すごく難しいな〜と感じています。それもメカニズムを分析してできるようになりたいな〜と思っているところです。
この記事が誰かの役に立てたらいいなと思っております。