自分が「やりたくない…」、「めんどくさい…」と少し感じるだけで全くやろうとしない長男…「子どもだからそんなものかな〜」と思いつつ、でも、少しでも「やる気」が出せて、自分がやりたくないことや苦手なことにも自分なりに工夫して向かっていける人間に育ってほしけど、どうしていいかわかりませんでした。

そんな中、本屋さんで偶然、星渉さんの「神モチベーション」に出会いました。それがきっかけで、星さんの子育てについての講座を受けてみることにしました。その中で学んだことを私だけで持っておくのはもったいないと感じ、誰か同じような悩みを抱えておられる方の役に立てるのではないかと思いました。そこで、みなさまにシェアさせていただきたいと思います。

子どもが幸せになるために絶対に必要なことは?

星さんは自分がこれから伝えるものを「神子育て」と称して、たくさんの秘訣を伝えてくださいました。その中で最も基本となることを今回はお伝えします。

まずは、子どもの未来は、全て自分(親)の影響であるという事実を受け止めなくてはいけません。

こう言ってしまうと、すごく重たい気持ちになりますね(汗)。そうではなく、これは子どもは「環境」の影響を受けますよ〜ということです。子どもが家庭で過ごす時間は長いですから、親も環境に含まれるということです。ここを押さえた上で、親として子育ての才能を磨いて、子どもにいい影響を与えていきましょうということです。

子育ての才能とは?

子育ての才能を開花させるための絶対条件は、親自身が幸せであること、だそうです。特に、母親自身が幸せであることが重要だということがわかっています。

それはなぜかというと、親が幸せでないと子どもが幸せになれない傾向が強いからです。例えば、私は日本人の親に育てられたから日本語を話します。もし、アメリカ人の親に育てられていたら何語を話していたでしょうか?つまり、人は環境の影響を受けるということであり、子どもは親の影響を受けるということです。

そう考えると、
子育ての才能の基本は、自分を整えること、自分を満たすこと、なのです。そして、自分を幸せにしないと、子どもを幸せにはできないのです。

子どもの幸せにとって、絶対に必要なもの

子どもが人生で成功するために最も必要なことは親からの愛を受けることです。特に、母親からの愛が重要だということが、ハーバードメン研究からわかっているのです。

では、愛情とは何でしょうか?

それは、自分から溢れる幸福感を子どもに注ぎ込むこと、です。
自分から発信して、幸福感を子どもに伝えるのです。
だから、最初にもあったように、まずは自分自身が幸せになることが重要なのです。

「子どものために!」と自己犠牲の姿を子どもにたくさん見せていくと、「自分がいるから、お母さんもお父さんも我慢しているんだ」と感じてしまいます。愛情どころか、子ども自身が自分の存在価値を下げてしまうことになってしまいます。

本当の愛情とは、自己犠牲ではないのです。ここがポイントになります。

子どものために「自分を満たす」こと

もし、自分が満たされていないと子どもに見せたくない姿を見せてしまうかもしれません。イライラしている姿を見せてしまったり、けんかをしている姿を見せてしまったりと、自分が満たされていないと自分をコントロールしづらくなってしまいますよね?

しかし、自分が満たされていれば、子どもにも自然な自分の姿、見せたい姿を見せることができるのではないでしょうか?例えば、自分が人から褒められたり、いいことがあったりして機嫌がいいときに、子どもがご飯をこぼしてもイライラしないのではないでしょうか?

つまり、自分が満たされていないと子どもにいい影響を与えることができないのです。

「シャンパンタワー理論」について

まずは、自分が満たされないと家族や子どもを満たすことはできないということを押さえてきました。そして、家族や子どもが満たされるから、周りの人も満たされていくというふうになっていくのです。シャンパングラスをタワーのように重ねて、上からシャンパンを注ぐと上から順番にシャンパンで溢れていきますよ?それになぞらえて、「シャンパンタワー理論」という考え方があります。自分→家族・子ども→周りの人という順番でしか、人を満たしていくことはできないのです。

マサチューセッツ州の研究で、「自分が幸せだと近しい人の幸福度も15%上昇する」ということがわかっていて、科学的な裏付けもあるようです。やはり、子どもを幸せにするのは、自己犠牲ではないということなるのですね。

子どもを幸せにするために親がやるべきことのまとめ

ここまで考えてきました通り、子どもを幸せにしたいなら、幸せを分け与えるだけ自分を満たしましょう!ということが結論になります。

しかしながら、子どもが小さければ小さいほど、子どもはお母さんにべったりですので、なかなかお母さん自身が自分のことを優先する、自分を満たすための行動をしていくという余裕が持てませんよね?

私自身もお父さん1年生のときに、大失敗をしました(汗)。お母さんの自分時間をつくるサポートが全くできていませんでした。情けない限りです。そう考えると、「イクメン」というのは、いかにお母さんが自分を満たすための時間をつくることができるか?夫婦でコミュニケーションをとることで、いかにお母さん自身を整える場をつくることができるか?ということが第1であると言えるかもしれません。

ところで、「自分を満たす」とはどういうことをやればいいのでしょうか?
次はこのことについてお伝えできればと思っております。

この記事がどこかで、誰かのために役に立ちますよう、願っております。