自分を満たすとは

「自分を満たす」とは、
好きなことに取り組んでいるということ、
好きな自分に近づいてきているということ、
好きなことができているということです。

これらを言い換えると、個人的な成長を実感するということなのです。

個人的な成長を感じるような時間が持てていますか?

個人的な成長を感じることで、幸福感が上がっていきます。自分の幸福感が上がっていくことによって、自分が満たされて、子どもたちともよりよい関わりができるのですね。

でも、実際には、なかなかそんな余裕が持てないのではないでしょうか?

私は、平日に子どもたちと過ごすことがあります。自分が仕事が終わり、買い物をして、夕飯を作り、子どもたちの宿題をチェックする…その間、子どもたちが学校であったことを話してくれたり、兄弟げんかが勃発したり…わずかな時間の間に目まぐるしく次々とやるべきことをやらないといけません。今では慣れましたが、始めは「こんな大変なことを妻はやっているのか…」と驚きました。レトルトカレーで済ましてしまいたいですね(苦笑)。

こんな状況で、「どうやって自分の成長を感じる時間、自分を満たす時間を作るんだ?」と思いますが、そこを作ることができるかどうかがポイントとなります。

周囲の協力なくして、できないことだと思います。

「自分がやりたいことができたな〜」、「好きだと思っていたことをやることができたな〜」と1歩1歩進んでいっていることを感じる時間がつくれるといいなと思います。

まずは、理想の自分を考えてみること

「どんな時間がとれたらいいだろうか?」、「どんなことをしたいんだろうか?」ということを考えてみることがまずは第1歩となります。

そして、個人的な成長を感じるためには、まずは理想の自分を設定することが必要です。みなさまはどんな自分になりたいですか?

もしよろしければ、
自分が考える理想の自分を紙に書き出してみましょう!
私は始めは理想の自分を書き出すのが億劫になっていました。今となればよくわかるのですが、おそらく自分が整っていなかったのだと思います。

あくまで理想だから想像の話…軽い気持ちで書けばいいと考えて、思いつくままに書き出してみました。すると、どんどん書くうちに気持ちがすっきりとした感覚がありました。その中で私自身が見つけることができたのは、「誰かの役に立ちたい!」という気持ちでした。やはり、それは自分の中でしっかりと自分の理想の姿に設定したいと改めて感じました。

もし、何を書いたらいいかわからないという方は以下の質問に答える形で書き出してみるとよいかもしれませんので、参考になさってください。

どんな性格なのか?
どういう見た目なのか?
どういう行動ができる人なのか?
周りの人にどういう影響を与えることができるのか?
どんな環境に住むことができているのか?

自分を満たすことのまとめ

今回は、「自分を満たす」ことについて紹介しました。

子どもが生まれて、子育てをしていくうちに、当たり前のことではありますが、だんだんと子ども優先が当たり前となり、自分のことは二の次となっていきますよね?そのうち、自分のことを考えたり、自分の時間をつくったりする余裕がだんだんとなくなっていきました。

もしかすると、「子育てがあるのに、自分の時間なんてつくってはいけない!」と思っておられるお母さんやお父さんがおられるかもしれません。

しかし、わずかな時間でも「自分を満たす」ことのできる機会をつくることは、確実に子どもたちの関わりに変化を与えていきます。子育てのみに関わらず、自分が関わる人たちへの関わりを変えていきます。ぜひ、一度自分自身のことを振り返ってみていただけたらと思います。

知識に価値があるのではなく、変化に価値があります。変化を起こすには、行動することが最も重要です。わずかな行動で十分です。自分の幸せ、子どもの幸せ、周りの人たちの幸せにつながる1歩を踏み出してみてほしいと願っております。

この記事が、どこかで、誰かのために役立つことを心より願っております。